特殊な修理事例

いつも弊社「レコード針修理サービス」をご利用頂き誠に有難うございます。

これまで数多く頂戴しております修理ご依頼の中から、特定の型番で、事前にご注意頂く必要のある特殊な事例の修理内容をご案内させて頂きます。

修理ご依頼頂いた際カンチレバーが折損している、チップが紛失している、もしくはカンチレバーに曲りがあるといった修理ご依頼品に関しましては、弊社では事前の通電検査が出来ません。

その為、修理前の確認では外観からの修理可否判断のみとなり、コイル断線については事前に確認が出来ない状態でございます。
修理後検査にてコイル断線が判明した場合は、修理費用＋検査点検料が発生いたしますので予めご了承くださいませ。

EMTカートリッジの修理

端子・ロックピンの配列が通常より90°異なっているもの（ひし形状に端子が配列されているもの｜※右図をご参照ください）は、お持ちであれば専用変換プラグを同梱ください。

弊社ではこのプラグを持ち合わせておりませんので、プラグが無い場合は音検を行わず外観のみの判断にて修理作業を進めさせて頂きます。

カンチレバーの矯正修理では、テンションワイヤーを切断してしまう恐れがございます。テンションワイヤーを破損してしまいますと音が出なくなり、弊社では修理対応が出来ない状態となってしまいますので、ご依頼を検討される場合はご注意くださいませ。